シルク混のカシミヤのメリット
カシミヤと言っても、カシミヤ100%だけのものではありません。
カシミヤにウール、シルクやテンセルなど、他の素材が混ざっているニットもあります。
その中でもシルク混のカシミヤニットは上質な素材同士の組み合わせのため、季節を問わず、冬はもちろん、春と秋にも気軽に着れる一枚となります。
カシミヤ100%のニットとシルクの混ざったカシミヤニットでは、一体どういった差があるのでしょうか。シルクが混ざることでどういった利点があるのでしょうか。
① カシミヤ100%の良いところと言えば、その軽さと暖かさになります。
一方、シルクは清涼感のあるサラッとした肌触りが特徴となります。この2つの素材が混ざり合っているため、カシミヤの適度な暖かみとシルクの清涼感が混ざります。そのため、冬だけでなく1年中快適に使用出来るのが特徴です。
シルクだけでは冬場は寒く、カシミヤだけでは夏場は暑すぎます。この2つが混合されているからこそ春、秋の季節にも快適に使用出来ることが最大の特徴です。
② カシミヤでも十分な上品な肌触りですが、シルクは更に上質なサラリとした肌触りが特徴となります。
この上質さが加わり、非常に気持ちの良い肌触りとなります。さらにはカシミヤだけでは出すことが出来ない、上品な光沢感があります。
③ 毛玉(ピリング)が起きにくいです。100%のカシミヤでは、とてもデリケートなので、毛玉が起きやすいです。シルクが混ざることによって、ピリングの発生が少なくなります。弊社の2020年秋冬商品ですが、シルク混の商品では(カシミヤ87%、シルク13%)ピリングの等級が4級となります(5級が最高級)。
シルク混のカシミヤニットは、暖かさの上に、その軽やかさと快適さが魅力となります。